1900年頃/England
ウィーンの伝統的な刺繍技術、プチポワンの美しいマイクロステッチ、アンティークイブニングバックのご紹介です。
プチポワンとはフランス語で『小さなステッチ』という意味です。
プチポアンの歴史は古く、18世紀まで時を遡ります。
当時の上流社会で流行し女性のたしなみ、教養とも言われマリー・アントワネットも、プチポアンをこよなく愛した一人です。
ベージュを基調とした落ち着きのある色彩のフラワーブーケがデザインされています。
メタルフレームには、美しい花模様のディテールに拘った装飾。
縁部分には、丁寧な細いパイピングが縫い込まれています。
中を開けますと、薄紫のライニングに真鍮色の糸を使用し、その姿は美しくハッとする演出がなされているようです。
フレームは若干の歪みがあり、長い年月の中で地金が摩耗しストーンが4ヶ所ほど欠落しておりますが、それを感じさせない彼女の姿に魅了されます。
✴︎留め金はカチッと音がし、しっかり止まります。
✴︎画像にてフレームの隙間がございますが
コインを入れても落ちる事がない事を確認致しました。
✴︎チェーンにパティナ(画像参照)
100年以上の往時を語るお品です。
【商品コード】OTH-094
【サイズ】H 10.5 • W 15 • D 1.7 cm
当時のオリジナルや古いアイテムになりますので経年によるシミ、汚れ、傷、欠けなどがございます。アンティークや古いものの風合いとしてお考えいただけるご理解ある方のみご購入をお願いいたします。商品の詳細につきましては画像にてご確認ください。ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。