France
フランスのポンマンという小さな村にある
聖母マリアに捧げられたカトリックの聖堂が、「Notre Dame de Pontmain(ポンマンの聖母)」と呼ばれています。
ポンマンはフランス北西部のペイ・ド・ラ・ロワール地域圏マイエンヌ県にあるコミューンで、当時は15軒ほどの民家と80名の住民からなる小集落でした。
1871年1月17日夕刻の空に華やかな金色の星を散りばめた蒼いガウンの聖母が現れ無言のうちにメッセージを伝えました。
「聖母が出現した」と、この騒ぎを聞きつけ約50名の人々が駆け付けましたが、その姿は子供たちにしか見えなかったそうです。
蒼いガウンを着た女性の足元には、白い長さ10 - 12メートルの幕が現れ、そこに左端から金色の大文字のアルファベットの活字体が一つずつ現れて2行の文章が浮かびました。
MAIS PRIEZ MES ENFANTS DIEU VOUS EXAUCERA EN PEU DE TEMPS
(さあ祈りなさい 子供たち 神はまもなくあなた方の願いを叶えるでしょう)
MON FILS SE LASSE TOUCHER
(我が子は心を動かされます。)
1871年に起こった普仏戦争中の出来事でした。
多くの人々が聖堂に集まり、祈りを捧げました。その結果、フランスとドイツの戦争は停止され、平和条約が締結されました。
ポンマンの聖母は、その後、カトリック教会で正式に認可され、多くの巡礼者が訪れる聖地となりました。
また、ポンマンの聖母は、平和と希望の象徴としても知られています。
珍しい表現の聖像です。
夜空のローブが美しい良好なお品です。
【商品コード】RE- 0157
【サイズ】H 16 W 5.2 D 5.2 cm
【素材】メタル
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