¥12,800
"Combat de Jacob avec l’archange"
1800年代中期-後期 / フランス/Jules Vieillard ジュール・ヴィエイヤール
このプレートのテーマは旧約聖書『創世記』32章の場面から信心深いシーンがグリザイユ画法によって描かれています。Porcelaine, Bordeaux Poterie, D. Johnson Gres"によるバックスタンプがあります。
アブラハムの孫ヤコブが旅の途中、天使と出会い格闘になります。
ラバンと和解して別れたヤコブはカナンへ向かいます。ヤボク川の渡しを渡るときのこと家族たちに川を渡らせた後、ヤコブー人が残って野営をすることになりまた。
すると闇のなか何者かが物凄い力でヤコブにつかみかかり、激しく争い格闘となりました。ところがその人はヤコブに勝てないとみて「もう去らせてくれ。夜が明けてしまうから」とその人は言いました。ヤコブは答え「いいえ、祝福してくださるまでは離しません。」「お前の名は何というのか」とその人が尋ね「ヤコブです」と答えると、その人は言いました。「お前の名はもうヤコブではなく、これからはイスラエルと呼ばれる。お前は神と人と闘って勝ったからだ。」
「どうか、あなたのお名前を教えてください」とヤコブが尋ねると、「どうして、わたしの名を尋ねるのか」と言いいヤコブをその場で祝福しました。ヤコブは「わたしは顔と顔とを合わせて神を見たのに、なお生きている」と言って、その場所をペヌエル(神の顔)と名付けました。
ヤコブが神の使いと格闘した時から、「イスラエル」という名前と、神からの祝福が与えられました。ここから、ヤコブの子孫であるイスラエル民族が「神の選民」「イスラエルの民」「イスラエル人」と言われるようになりました。
これまで多くの芸術家がこの題材を描いてきました。
【Jules Vieillard / ジュール・ヴィエイヤール】
ヴィエイヤール・ボルドーとも呼ばれます。1831年、イギリス人のDavid Johnston (デヴィッド ジョンストン) が多くの職人達を引き連れボルドーの街に開窯したのが歴史の始まりです。その後1845年に後継者としてJule Vieillard (ジュール・ヴィエイヤール) が会社を引き継ぎJules Vieillard et Cieと社名を改め1895年の閉鎖までボルドーで運営された古窯です。
【商品コード】RE-086
【サイズ】φ 200 mm
【重量】236 g
【素材】陶磁器
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