1950年代頃/フランス
ドイツの画家グリューネヴァルトの代表作である《イーゼンハイム祭壇画》(1511-1515年)は、イーゼンハイム(イッセンハイム)のアントニウス会修道院付属施療院にありました。
その祭壇画を再現されたもので、本物は、修道会の守護聖人聖アントニウスの彫像を中に納めています。
扉は第三面で構成されており、特別の日以外は扉は閉ざされていたそうです。
こちらの祭壇画は第二面で構成され、まず目に飛び込んでくるのは、右翼のキリストの隆生と左翼の天使の演奏。
下部のプレデッラにはキリストの埋葬が描かれています。
両翼を開けると、凄惨で生々しい描写でキリストの磔刑が聖母マリア、マグダラのマリア、使徒ヨハネ、洗礼者ヨハネとともに描かれています。
倒れ込む聖母マリアを使徒ヨハネが支え、マグダラのマリアは手を上げて祈っています。
左翼には受胎告知(聖母マリアと大天使ガブリエル)、右翼はキリストの復活が描かれています。
その古びた姿には堂々たる存在感があります。
※古く珍しい祭壇画ですが両翼を閉じると木の縮みによるズレがございます。画像でご確認下さい。
※裏面に留め金があります。
【商品コード】RE-0109
【サイズ】H 385 W 335 ・open 675・D50 mm
【重量】1157g
【素材】木製・紙
当時のオリジナルや古いアイテムになりますので経年によるシミ、汚れ、傷、欠けなどがございます。アンティークや古いものの風合いとしてお考えいただけるご理解ある方のみご購入をお願いいたします。商品の詳細につきましては画像にてご確認ください。ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。